今年の夏は〝特別〟です。
何が特別なのかというと、〝甲子園〟を目指す戦いが無い夏なのです。
今年、全国で行われている高校野球の試合は各都道府県の〝独自大会〟ということになっています。
各都道府県でのこの戦いに勝ち切って優勝したとしても〝甲子園〟にはつながらないのです‥‥(;´・ω・)
今年はご存じの通りコロナウイルスにより人が多く集まるイベントのほぼ全てが中止に追い込まれてしまっているこの流れの中で、高校野球も全国大会の中止が決定してしまったのですが、最後の年を迎える3年生への救済措置として色々な制限を設けながらも何とか開催にこぎつけたのが各都道府県での〝独自大会〟という訳です。
最後の夏に甲子園を目指すことが出来ない3年生達の気持ちを思うと言葉になりませんが‥‥
ただ、野球部以外の他の部活動では救済措置さえなく、そのまま終わっていく3年生がほとんどだということを考えると、最後に試合をして高校での野球にけじめをつけることができる野球部はまだ幸せなのかな?とも思えます。
通常の世の中では起こりえなかった今年の〝独自大会〟の開催。
野球部の皆さんは他の部活動の3年生の想いも背負い、試合が出来る喜びを感じながら1プレー、1プレーを大切にこの〝特別な夏〟を思いっきり楽しんで欲しいと思います(^ω^)
2020年 甲子園高校野球交流試合
今現在、甲子園球場で行われている高校野球の試合ですが、中止になってしまった今年の春の選抜大会に出場することが決まっていた学校を改めて招待しての〝交流試合〟という名目で行われています。
勝っても負けても組み合わせ抽選で決まったその1試合きり、勝ち残りのトーナメントはありません。
甲子園球場の客席に入場できるのもベンチ外の控え部員たちと野球部員の家族たちだけ、応援団もブラスバンドの演奏もありません。
いわば無観客に近い条件での試合ということになりますが、1試合だけとはいえ最後に甲子園で高校野球を終えることができるというのは今の状況を考えると球児として最高に幸せな形なのではないでしょうか(・∀・)
去年の選抜の決勝戦でもみんなで観戦してたので今年もまた( *´艸`)
8月15日 第一試合
履正社(大阪) ✕ 星稜(石川)
昨年、2019年夏の甲子園決勝で対戦した両チーム、この時は履正社が勝利し初優勝を果たしました。
星稜のリベンジなるか?
この試合をみんなで観戦しました!(^^)!
ミクちゃん💚
雪ちゃん💙
ゆるふわミクちゃん(●´ω`●)
〝ねんどろいど〟おチビちゃん達も(^^♪ みんなで一緒に観戦。
今年の応援ミクちゃんのポジションには初お目見え!
2013年度セパンVer.のGOOD SMILE RACINGミクちゃん!(^^)!
ツインテールを結わえたお団子がハート形でとってもカワ(・∀・)イイ!!ですね。
コスチュームは‥‥夏らしくてイイんじゃないでしょうか(#^^#)
昨日、8月15日は終戦記念日ということで正午のサイレンに合わせて選手、審判員、観客席の部員、父兄の皆さんがその場で黙とうを捧げていました
試合は序盤1、2回の集中打で大量8得点を挙げた履正社が終始優位に試合を進める展開となり‥‥
終わってみれば 履正社 10ー1 星稜 と思わぬ大差がついてしまいましたが、これもまた一発勝負の高校野球。
先にも言った通り、今年は勝っても負けてもこの試合で3年生の高校野球は終わりです。
履正社高校は昨年の夏の優勝校なので、本来ならば今年は連覇がかかる年になるはずでしたがその機会も奪われてしまいました‥‥(ーー;)
大阪の独自大会で最大のライバルである大阪桐蔭高校にも勝利し、昨日の試合を観ていても実力は本物だと思わせるチームだったので残念ですね(-_-;)
〝特別な年〟を過ごした球児達の最後の試合をみんなで見届けました。
続く第ニ試合、試合前の守備練習を観ている際にちょっとイイ話(・∀・)
福島県立磐城高校のノッカーを務めたのは木村 保(たもつ)先生。
木村先生は磐城高校の〝前〟監督です。
21世紀枠で春の選抜大会に出場が決まっていた磐城高校、順調ならば木村監督としてチームを率いて甲子園で試合の指揮をとるはずでした。
そんな中、降ってわいたコロナウイルスの影響で春の選抜大会は中止に‥‥
その後、あろうことか木村先生は県立高校ならではの逃れられない運命(さだめ)、他校への〝異動〟が決まってしまったのですΣ(゚Д゚;)
夏の全国大会も結局は中止になってしまいましたが、選抜に出られるはずだったチームへの救済措置として1試合だけの〝交流試合〟が甲子園で行われることが決定しました。
‥‥しかし、磐城高校の現役選手たちを指導し選抜に導く指揮を執ってきた木村先生はもう学校には居ません‥‥(゚Д゚;≡;゚д゚)
何てこった!!!(''◇'')ゞ‥‥パンナコッタ(^▽^;)古い‥‥
あれ?試合前の練習でノックをしている人‥‥木村先生?(;゚Д゚)
え~~どうなってんの?(;´∀`)
当時の状況を鑑みて木村先生がノッカーとして試合前の練習に参加することを〝特例〟として認められたそうです。
本当に良かったですね木村先生!(^^)!
試合は残念ながら 磐城 3ー4 国士館 と競り負けてしまいましたが、両チームともに好プレーが観られ引き締まったナイスゲームでした(^ω^)
おまけ
こんなご時世、オリジナルマスク作ってる学校が結構ありますね(・∀・)
磐城高校‥‥スクールカラーの青が鮮やかです。
国士館高校‥‥ユニフォームにも採用されている茶色の縦じまマスクでした(゚∀゚)これは斬新!
ナイスマスク!ヾ(≧▽≦)ノ
昨年2019年度秋季大会の地区チャンピオン同士の対戦でした。
点差ほどの力の差は無いでしょうが、倉敷商業が自分たちのペースで試合を進めることが出来て勝利。
両校とも次の試合があるならまた観てみたいと思わせる好チームでした(・∀・)
昨日は6校の〝特別な夏〟を見届けることができました。
やっぱり高校野球‥‥イイわ( ;∀;)
来年は〝特別〟じゃない〝普通の夏〟が来てくれることを強く願います。
今回のコロナ騒動で、今まで普通だと思ってた日常って実は普通でも何でもなく、ある日突然に奪い去られるモノなんだなと改めて再認識させられました。
大規模な自然災害、あるいは事故、病気などでもそうですが、それを境に今まで当たり前だったことが当たり前ではなくなるということ。
第三試合に勝利した倉敷商業の選手の中にも平成30年の西日本豪雨で自宅が全壊して避難生活を余儀なくされた選手がいたそうで、野球を続けていけるのか悩んだそうですが、周りからのサポートがあったことでここまでやり続けることが出来たということでした。
自分(達)にとって普通である状態を保ち続けていけること、普段は気づけないそれこそが幸せなんだなと強く感じました(・∀・)
自分にとっての普通‥‥親、家族、親戚、友人、身近な人が元気で居続けてくれること‥‥
きっと誰でも一緒ですよね(^ω^)
いつまでも〝普通〟でいられますように(*^▽^*)(´▽`*)(*^▽^*)(´▽`*)
今回はこれでおしまいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!(^^)!
また次回(^^)/~~~