ミクるめくセカイ

ボカロ(主にミクちゃん)に関連する事を中心に気ままに書いてます。

wowakaさんへ

平成もあと少しで終わろうとしていた2019年4月、ボカロPとして、そしてバンド・ヒトリエのヴォーカル兼ギタリストとしても活躍されてきたwowakaさんが亡くなられました。

 原因は急性心不全、まだ31歳という若さでした。

 

今回、ブログに書こうと思ったのはwowakaさんへの感謝の気持ちを形に残しておきたいと思ったからです。

 

 

2015年の2月7日、自分は札幌・すすきのにあるZepp Sapporoに居ました。

その日そこで行われていたのは《 Snow Miku Live 2015 》 

自分にとって初めてのミクちゃんのライブです。

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 前年2014年の年末で前職を退職し、この2月の中頃から新しい仕事場での仕事が始まる直前でココロの状態があまり良くない中で向かったライブでした。

 

サイリウムなるものを初めて手にし(ドンキで買いました)多少の照れを感じながらも周りに合わせて振りながらライブを楽しんでいました。

そしてライブも後半に差し掛かって流れたのがローリンガール

言わずと知れたwowakaさんの名曲です。

 

この曲の途中でミクちゃんからお客さんに『私の後について一緒に歌ってねー』とのリクエストが入ります。

「もう1回、もう1回」曲のフレーズを観客が返しますがミクちゃんは納得できないようで、『まだまだイケるよねー』と煽ってきます。

そうすると観客はさらに「もう1回、もう1回」とボリュームを上げますが、この時点で自分ももう照れもへったくれもなく周りの人達と一緒のノリでデカい声を出していました。

 

そして気がつくと何故か自分の目から涙が一筋流れ落ち‥‥

 

❝この空間、サイコー!!❞

 

また絶対にここに来たい‼ またここに居る皆と心地よい一体感を味わいたい‼

そうはっきりと感じた瞬間でした。

ここから自分は初音ミクちゃんに急速に惹かれていったような気がします。

 

2016、2017年はどうしても都合がつかず泣く泣く断念。

2018年、ようやく3年振りにこの空間に戻ることが出来ました。

 

そして今年2019年の雪ミクちゃん10周年になる記念の年、何とかチケットを手に入れることができ嬉々として会場に向かいました。

 

全てが楽しみでしたが、wowakaさんの〝アンノウン・マザーグースは特にお気に入りでライブ会場でぜひ聴きたいと思っていたので曲が流れた時は本当に嬉しかった。

会場中が大きな声を出して歌っていましたよ。

もちろん自分も。

今回は前から3列目という至近距離で観覧できるという幸運にも恵まれ本当に最高のライブになりました。

 

 

その幸せからわずか2か月後にこのような訃報が飛び込んでこようとは‥‥

 

 

間違いなくwowakaさんは〝ハチ〟こと米津玄師さんらと共にボカロが世に広まっていく大きな流れを作ってくださった人です。

本当に多くの人があなたの作ってくれた楽曲でたくさんの幸せをもらいました。

自分もその一人なんです。

 

〝平成〟と共に去って行ってしまったwowakaさん‥

新しい〝令和〟の時代でもあなたの作った曲が聴きたかった‥‥

 

 

wowakaさん

本当にありがとうございました。

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